令和4年12月20日、社会保障審議会介護保険部会において「介護保険制度の見直しに関する意見」がとりまとめられ、報告されました。
以下、介護保険制度の見直しに関する意見(概要)②について、一部抜粋しました。
1.介護人材の確保、介護現場の生産性向上の推進
(2)生産性の向上により、負担が軽減され働きやすい介護現場の実現
○「現役並み所得」、「一定以上所得」の判断基準
・利用者負担が2割となる「一定以上所得」の判断基準の見直しについて、後期高齢者医療制度との関係や介護サービスは長期間利用されること等を踏まえつつ、高齢者が必要なサービスを受けら
れるよう、高齢者の生活実態や生活への影響等も把握しながら検討を行い、次期計画に向けて結論を得る。
2.給付と負担
(2)制度間の公平性や均衡等を踏まえた給付内容の見直し
○多床室の室料負担
・老健施設及び介護医療院について、在宅との負担の公平性、各施設の機能や利用実態等を踏まえつつ、介護給付費分科会において介護報酬の設定等も含めた検討を行い、次期計画に向けて結論を得る。
○ケアマネジメントに関する給付の在り方
・利用者やケアマネジメントに与える影響、他サービスとの均衡等を踏まえ包括的に検討し、第10期計画期間の開始までに結論を得る。
詳細は以下URLよりご確認ください。
●介護保険制度の見直しに関する意見(概要)|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001027166.pdf
●社会保障審議会介護保険部会意見|厚生労働省