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令和3年度介護給付費等実態統計の概況(令和3年5月審査分~令和4年4月審査分)

統計・調査

2022年09月29日

2022年9月21日、厚生労働省より「令和3年度介護給付費等実態統計の概況(令和3年5月審査分〜令和4年4月審査分)」が公表されました。

当統計は、介護サービスに係る給付費等の状況を把握し、介護報酬の改定など、介護保険制度の円滑な運営及び政策の立案に必要な基礎資料を得ることを目的にしています。

令和3年5月審査分から令和4年4月審査分における介護予防サービス及び介護サービスの年間累計受給者数をみると 64,830.0千人(対前年度増減率1.8%)で、年間実受給者数は 6 381.7 千人(対前年度増減率2.6%)となっています。

このうち、定期巡回・随時対応サービスの年間累計受給者数は 404.8千人(対前年度増減率8.9%)で、年間実受給者数は 51.5 千人(対前年度増減率8.0%)となっており、前述の介護(予防)サービス全体の対前年度増減率を大幅に上回っています。

令和4年4月審査分の受給者 1 人当たり費用額は 172.8 千円となっており、令和3年4月審査分と比較すると 2.1 千円減少しています。また、令和3年度の費用額累計は 11,029,131 百万円となっており、令和2年度と比較すると 250,797 百万円増加しています。

サービス種類別に受給者1人当たり費用額をみると、介護予防サービスでは 27.8 千円、介護サービスでは 199.6 千円となっています。

このうち、定期巡回・随時対応サービスの受給者 1 人当たり費用額は 179.1 千円(対前年同月増減率2.7%)となっています。

また、定期巡回・随時対応サービスは、地域密着型サービス、総計と比較して受給者の増減率が非常に高い(=利用者が増えている)サービスといえます。

なお、他に増減率が高いサービス(主なもの)は以下になります。

訪看 9.1%
訪リハ 7.9%
複合型サービス 14.9%
小多機(短期) 45.3% 等

 

●令和3年度 介護給付費等実態統計の概況(令和3年5月審査分~令和4年4月審査分)|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/21/index.html